どうも、元パチンコ店員のゆうです。
こんな疑問に答えます。
初めての仕事をする時って結構不安になるものですよね。
でもみんな同じ気持ちだったと思いますので、最初はそれでいいと思います。
筆者はパチンコ業界に3年、全部で8店舗で働いてきました。その経験をもとにパチンコ店のアルバイトで覚えることについてお話します。
参考までにお読みいただけましたら、幸いです。
パチンコ店のアルバイトで覚えることって?
まず、パチンコ店は未経験の場合でも全然問題ありません。仕事内容もシンプルなので、すぐに覚えられると思います。
参考までにパチンコ店のアルバイトの仕事内容を詳しくまとめた記事がありますので、この記事と合わせてお読みくださいませ。
尚この記事では、上記の記事では紹介していないちょっと細かい部分に焦点を当ててお話したいと思います。
パチンコ・スロットの遊戯方法
パチンコで遊んだことが無い方は、まず遊戯方法は把握しておいた方がいいかもしれません。たまに、遊び方がわからない初心者のお客さんが来ますので、そういう方が見えられたらレクチャーしてあげる必要があります。
っという方も中にはいらっしゃるかと思いますが、ゲームセンターと実際のパチンコ店ではやり方が違います。
自分で実際にお店に遊びに行って覚えてみてもいいんですが、お金がかかってしまいますので、以下の動画を参考にして下さい。
遊戯の際の注意点なども含めて解説してあり、とてもわかりやすいです。
そのお店の配置やコースの名前
これは、研修中や試用期間の時に必ず覚えることになります。
お店には遊戯台がたくさん設置してあります。
イメージとしては以下の画像のような感じです。
このようにパチンコ台がずら~っと並んでいる通路のことを「シマ」っと呼んでいます。
多くのお店ではこのシマに名前を付けています。
例えばこんな感じです↓
拙い画像で申し訳ありませんが、例としてはこのような感じです。
1Aや1Bなどがシマ名になります。
パチンコ店では毎日その日に居るスタッフでどこのシマを担当するかの配置決めするので、このシマの名前を覚えることは必須になります。
例えば、自分がその日に1Aと2Aの担当になった場合、その日はこの2コースを任されます。
基本的にはこの2コースをしっかり見ることになります。
シマの端にはランプが設置されており、お客さんが「呼び出しボタン」を押すとそこが赤く光ります。
ちょっと見にくいですが、画像の□の部分がシマ端のランプです。
お客さんに呼び出される時には、ここが赤く光ります。
基本的には自分の担当コースのランプを追いかければOKです。
手が余っているからと言って他の人の担当コースのランプまで取りに行かないようしましょう。
自分の担当コースは1Aと2Aですから3Aでランプが光ったらそこは担当の方にお任せでOKです。
1Aでランプが光った場合、インカムで「1A行きます!」とか「1A、OK~」というインカムを入れて、他のスタッフにちゃんと対応できることを周知します。
インカムとはスタッフ全員と会話ができる、トランシーバーのような機械です。
詳しくは以下の記事をどうぞ
従業員の名前と役職者の名前
一緒に働くことになるメンバーの顔と名前はなるべく早く覚えた方がいいです。
仕事中はインカムを使って会話をすることが多くなるので、名前で呼び合うことになります。
そういう時に名前を知らないと結構困りますので早めにクリアするようにしたいところです。
大型店になるとスタッフの数もものすごく多くて大変なんですが、1、2週間もすれば大分覚えられると思います。
専門用語
パチンコ店にはいくつもの専門用語が存在します。
アルバイトならそこまで専門的になる必要はありませんが、お店によっては覚えるように言われるところもあります。
覚える必要のあるものは仕事をしていけば自然に覚えるのであまり気を張らなくて大丈夫です。
この専門用語は数が多くここで紹介していたら、とても長くなってしまうため、別の記事にてご紹介します。
隠語
パチンコ業界含め、サービス業では「隠語」っというものがよく使われます。
隠語がどのようなものかわからない方のために簡単に教えると、あるキーワードを数字やアルファベット、他の言葉などに置き換えたものです。
例えば…
- 15分休憩:1番
- 食事休憩:2番
- トイレに行く:3番
- 駐車場点検に行く:7番
- ゴミ袋の取り換え:8番
このような形で数字にしたりします。
なぜこのようなものを使うかというと、イメージが悪くなる可能性があるのと、関係者以外に業務のことを知らせるのはあまり好ましくないためです。
筆者は、飲食店で店員さんが「4番行ってきます!」などと声を発しているのを見たことがありますが、その店員を観察しているとトイレの中に向かっていました。
なので、「4番=トイレに行く」なのかな?と推察できました。
もしかしたら「トイレ掃除」だったかもしれませんけど、飲食業界では清潔さが大事になってくるので、客の前で堂々と「トイレ行ってきます!」って言うのはさすがにイメージ悪いですよね。
このようなイメージの悪さを払拭するためや、業務内容を客に悟られないためにこうした言葉に置き換えて使います。
お店によってこの隠語は違いますので、働くようになったらそのお店のルールに従ってください。
隠語を全く使わないお店もありますので、一応こういうこともあるんだってことを頭に入れておいていただけたらいいと思います。
ゴトの手口
お店では度々ゴトの手口を教えられることがあります。
ゴトとは不正行為のことで、いわゆる違法な手段でパチンコの玉やメダルを払い出して、お店のお金を盗むような行為の事です。
パチンコ店は昔からこのゴト行為と絶えず戦っています。対策をしても、ゴトを行う人たちはまた新たな手法を編み出してきます。
そしてまた対策して、またやられて…と、いたちごっこなんです。
お店では最新のゴト行為の手口を教えてくれる場合があります。大きなお店でしっかりと教育を行っているお店ほどそういう傾向があります。
遊戯の時の手の位置とか足の位置、挙動など、気を付けるポイントを写真付きなどで教えてくれたりします。ホール作業をメインに行うアルバイトはこのゴトの手口を覚えることも大切な仕事の一つです。
ゴト師の顔
パチンコ店はゴト行為を行った者の写真を他のパチンコ店にシェアしています。
犯罪行為をやる人間の情報ですから当然の話です。被害を受けないためにもそういう人間の顔は覚えておく必要があります。
筆者が働いてた時には近隣店がゴトの被害に遭ったことで「うちのお店にも来るかもしれないから皆覚えて!」っと店長が顔写真を何枚も貼りだしていました。
万が一、写真の人物が現れても変な正義感で捕まえようとするのは危険です。相手は刃物やスタンガンや拳銃を持っている可能性があります。
その人物を見かけた時のアルバイトの仕事は、まず他のアルバイト含め、社員や店長に報告することです。
その人物が実際にゴトを行い、証拠を掴んだらお店は警察を呼びますので、後は警察に任せておけばOKです。
実際に僕が働いていたお店も何度か被害に遭ったのですが捕まえることはできなかったです。
そのゴト師の情報が全くなかったのもありますが、相手は色々な状況を想定して訓練してきてるプロです。そう易々と捕まるようなヘマはしません。
このように、仕事のルール以外にもこうした要注意人物の情報が度々上がってきますので、都度頭に入れる必要があります。
アルバイトの仕事は何より報告が大事なので、変に戦おうとはしないようにしましょう。
自分が担当していたコースで実際に被害に遭ってしまうと、見逃してしまった自分を責める方もいらっしゃいます。社員や店長には状況などを聞かれると思いますが、そこまで責められたりはしません。
大抵ゴト師は集団で来ています。実行役、壁役、見張り役など様々な役割があって、それぞれが赤の他人を装って、会話はもちろんしません。
何らかのサインを送り合って、その人たちにしかわからない会話をしています。
なので、捕まえるのはとても大変です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?長くなりましたので、最後に軽くまとめます。
- 基本的な仕事内容は一日の流れとホール業務を参照
- パチンコ・スロットの遊戯方法:初心者のお客にレクチャーできるようになると仕事がしやすい。
- 自分のお店のシマの名前:配置は毎日変わるし、時に臨機応変に動くことが必要とされるため。
- お店従業員の顔と名前:仕事中はインカムを使って仕事をするため、覚えてないと困る時がある。
- 専門用語:使用頻度の多いものは仕事をしていれば自然に覚えていきます。
- 隠語:そのお店だけで使う隠しワード。休憩に入る時や、トイレに行くときなどによく使う。
- ゴトの手口:過去に様々な事例があるが、常に進化し続けるため、都度覚える必要がある。
- ゴト師の顔:実際に被害に遭ったお店が他店にシェアしている。大体の特徴を覚えるようにしましょう。仕事中見かけたらまず社員と他のスタッフにインカムで報告をする。
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