こんなお悩みにお答えします。
接客業をする以上は、やっぱり気になるこのクレーム問題。まだこの業界が未経験の方には不安な要素の一つだと思います。
この記事では、パチンコ業界を3年経験した筆者が体験したクレームについて話します。
パチンコ店のお客のクレーム
パチンコ店は言ってしまえば、賭場なので遊んでいる方の中には熱くなって頭に血が昇って顔真っ赤になっている方がいらっしゃいます。
そんな人がクレームをぶつけて来るわけですから、当然「理不尽」っと言わざるを得ない場合が多々あります。
「こんなのインチキじゃー!」
自分が遊んでいるパチンコ台に中々大当たりが来ず、何万もお金をすってしまって騒ぎ立てる人がいます。
やり場のない怒りをたまたま近くにいる従業員にぶつけたりします。
まるで、通り魔のようです。
- 「この台、いつになったら当たんだよ!壊れた台で金取ってんじゃねーぞ!おらぁ!」
- 「こんなのインチキじゃない?お金返してよ!」
- 「お前の店、遠隔してるだろ!ぶち〇すぞ!!!」
などなど…
いい歳した大人が駄々をこねる子供みたいになります。
これに関する答えは筆者の中では出てはいません。
お客が自分の感情に任せてもの言ってるだけなんで、話合いをする余地がないんですよね。
大抵は、適当にあしらって終わりになります。
それでも、暴れたりしたら社員対応になりますし、従業員や他のお客さんに危害をくわえようとしたら、当然ですが警察沙汰になります。
筆者が働いてた時はそこまで行ったことはありませんでしたが。
そこまで、行かなくてもあまりのクレーマーなら出入り禁止になります。
「出玉が少なくない?」
お客さんの玉を清算すると、極まれですが、
っと言ってくる方がいます。
筆者もお店がジェットカウンター(玉を流して計数する機械)に細工してインチキでお客さんの出玉を少なく計数している所があるという噂は聞いた事がありますが、真実はわかりません。でっちあげの可能性もあります。
ですが、そんな細工をジェットカウンターにしていたとしてもバレるのは時間の問題です。
当然ですが、そんな不正が明るみになったらお店は営業停止ですし、1日に凄まじい金額を売り上げるお店が何日も営業停止になれば、損失は甚大になります。
なので、そんなアホな不正なんてする必要性なんてないと言えます。メリットがあまりにもなさ過ぎます。遠隔操作も同様です。
大抵の場合は、お客さんの勘違いであることが多いですが、どうしてもごねるお客さんの場合は、事務所の社員対応になることが多いです。
ちゃんとその台のデータが書かれた紙を印刷して、証拠物件としてお客さんに提示します。
それでしぶしぶ納得するという流れですね。
パチンコ店はお客さんとの接点はあまりない
パチンコ店のお客さんは、お店の従業員などどうでもよく、パチンコやスロットで遊びにくるのが目的です。
なので、従業員からお客さんへ直接干渉することは少ないので、基本的に従業員に真っ当なクレームがいくことは少ないんです。
従業員によほどの粗相があったのなら、当然店員側から謝罪をしなければいけないのですが、普通に働いていたらまず来ないです。
遊戯台に不具合が出たりと機械的なトラブルは発生しますが、そのことでお客さんが一方的に従業員をとがめたりはしません。そういうことがあったら従業員が対応するのは当たり前ですからね。
なので、普通に働いていれば、そんなクレームを恐れる必要はありません。
まとめ
パチンコ店はお金を賭けて遊ぶ場所ゆえに熱くなって怒りをぶつけてくる方がたまにいるんです。
筆者も毎回、心の中で「うわぁ…またか…」っとか思いながら対応していました。
3年間で数知れず対応しましたが、そんなお客でも暴力を振るってきたことは一度もないので、少なくとも人としての最低限の理性はもっています。
彼らはただ怒りをぶつけたいだけなんですよね。とはいえ、やはり気持ちの良いものではありませんけど…。
あまりにもひどかったら社員に丸投げしましょう。そのための社員ですからね。